テレビ番組や雑誌などのメディアの普及や、手軽にネットで調べものを出来るようになったことより、一昔前に比べ「美」への意識を追求する人が年々増えてきている印象を受けます。
今や小学生がダイエットに興味を持つことも珍しくありません。まして青春最中の中高生となると、思春期という心身ともに難しい年頃に差し掛かり、敏感なほどに体のコンプレックスが気になったりするもの。
無駄毛の悩みは特に身近なものなので、脱毛エステを受けてみたいという願望を抱いている未成年は多いはずです。
そもそも、まだ子供である未成年はエステを利用することができるのでしょうか?また、できる場合はどのような注意点があるのか。このあとご紹介していきますので、参考にしてみてください。
目次
未成年(高校生など)でも痩身エステを利用できる?
最初の疑問の答えですが、未成年者もエステを利用することは可能です。
なかには未成年者は禁止、18歳未満は受けられないというお店もありますが、利用者の低年齢化が進んでいるご時世なので、多くの店が未成年者を受け入れる態勢を整えているでしょう。
しかしお金を持っていけば、すぐにやってもらえるというわけではありません。未成年者という立場上、利用するには当然保護者の同意が必要になってきます。
エステサロンによって対応が違う
・保護者による電話での口頭の了承
・捺印した同意書の提出
・保護者の付き添いが必須
などのどれかが必要になる事が多い
上記のようにエステサロンによって様々な手段があります。
必ずお店の規約に従い、くれぐれも保護者に隠れてエステに行ったり、同意書を偽造したりする行為は絶対にやめましょう。保護者の同意が無ければ、未成年者がどんなにお金を持っていようとも、お店は施術をするわけにはいきませんから。
これは万が一トラブルがあった時の対応も含め、保護者の同意を予め得ておくことで、お店側がリスクを最小限に抑えたいためです。
同時に、お客側から見てもしっかり法に基づき営業をしているお店は信頼できる、という判断材料になります。制約を設けずに大雑把な運営をしているお店は、社会的に見て信頼度が低いと言えますからね。
未成年がエステで得られるメリットとは?
未成年者がエステを受けることによるメリットとしては、お店によっては学生の割引プランを利用できるというメリットがあります。保護者が払ってくれるから大丈夫という人もいれば、月のお小遣いやお年玉から出さなきゃいけないという未成年者もいることでしょう。
なんにせよエステはお金のかかるものなので、少しでも安く済むに越したことはありませんよね。契約時の年齢ばかりは誤魔化せないので、これこそ未成年が得られる最大のメリットとも言えるのではないでしょうか?
各エステの対応について~未成年~
さて、ここでは一部ですが、20歳未満の未成年の方についての各エステの対応をご紹介しましょう。
未成年でも利用できるエステ
シーズラボ
未成年(学生の方)は保護者の同伴か同意書が必要
未成年も承諾書を提出して、電話で親御さんの意思を確認して許可が出れば施術可能です。初回だけ保護者同伴で残りは同伴なしで施術が出来ます。このように、シーズラボは他のエステに比べて未成年にとって助かるシステムになっています。
ヴィトゥレ
未成年は保護者の同意書が必要
ジェイエステティック
中学生・高校生は保護者の同伴で利用可能。中高生を除く未成年(19歳以下)の方は同意書があれば利用可能
エステティックTBC
痩身は15歳未満不可。未成年(学生の方)は保護者の同伴か同意書が必要
オリエンタルスタイル
18歳以上で保護者同伴なら利用可能
痩身やフェイシャルは18歳以上しか受けられません。また、保護者が一緒に来店しないと予約していても施術が出来ないことがあります。脱毛に関しては16歳以上の保護者同伴で利用可能です。
リフィート
未成年は保護者の同意が必要
エルセーヌ
18歳未満及び高校生は不可(※上野総本店はOK)
18歳未満はエルセーヌでは施術が出来ませんが、上野総本店(※ティーン専門)だけは別で、エステをうける事ができます。
エヴァーグレース
18歳以上で親権者同意書があれば利用可能
たかの友梨
未成年は保護者の同伴が必要。22歳以下の学生は保護者の同意を確認
FAVORIX
18歳以下は保護者の同伴が必要。その他未成年の方は保護者の同意書が必要
SBS TOKYO
未成年は保護者の同伴が必要。18歳以上の社会人の方は同意書のみでOK。
脱毛は小学1年生から
ヴァン・ベール
未成年は保護者の同意書が必要
ソシエ
未成年は保護者の同伴と同意書が必要
上記のエステサロンは未成年でも保護者同伴または同意書があれば利用する事ができます。保護者と一緒に通うのであれば、TBCなどのように16歳以上でも利用可能な痩身エステもあります。
未成年は利用できないエステ
スリムビューティハウス
20歳以上の方のみ。学生不可
ラパルレ
未成年不可
バイオエステBTB
20歳以上の方のみ。
ミスパリ
20歳以上の方のみ。
AILE(エール)
20歳以上の方のみ。
サンパティック
20歳以上の方のみ。
Bloom(ブルーム)
20歳以上の方のみ。
こちらは未成年は利用不可のエステサロンです。
保護者の同意書ってどんなもの?
未成年の方がエステに通いたい時に必要になる保護者の同意書はヴィトゥレさんの例ですが以下のようなものになっています。
親権者の同意書は基本的に、氏名や住所など記入してハンコを押すだけの簡単なものなので、これを親に書いてもらって当日持参すればOKです。同意書は各エステサロンのホームページからダウンロードできるのでそれを印刷して利用しましょう。
エステに行きたい高校生!保護者の説得の仕方
上記で説明した通り、保護者の同意を得なければ、どんなにエステに行きたいと願ってもそれは叶いません。
保護者の方からエステを提案してきてくれたのなら、それはラッキーだと思ってください。「成長途中の体にそんな刺激を与えるのはちょっと」といった具合に、許してくれない保護者もたくさんいることでしょうから。
保護者を説得するには以下のような行動をとってみると良いかもしれません。
あくまでお金は自腹で
高校生であればアルバイトをして自分で収入を得ることもできますし、そうじゃなくてもお小遣いをコツコツ貯めるなど、自分の真面目な意思を分かりやすくアピールしましょう。金銭管理をしっかりできているのは、保護者にとっても安心に繋がります。
本心を打ち明ける
ムキになってもかえって逆効果かもしれませんから、感情的にならずエステを受けたい理由を冷静かつ正直に伝えてみてください。
「毛深いのを気にしているから」「痩せたくて努力をしているけど、なかなか結果が出ないから一度エステに行ってみたい」など、普段は打ち明けられない悩みは色々とあるものですよね。
相談しがてら、保護者と一緒にお店のサイトを見てみるのも効果的かもしれません。念願のエステを受けられるためにも、保護者に納得してもらえるよう頑張ってくださいね。
ファッションやダイエットに興味があるのは18歳以下の女子の方がむしろ敏感かも知れません。しかし、身体が成長中なので以前は機器の都合上、なかなかエステ側は18歳未満の人を受け入れてくれませんでした。
ただし、最近では少しずつですが18歳未満でもエステが受けられるようになって来ています。中には、16歳以上で保護者の同意が得られれば施術可能なエステもあります。ただ、各社対応が異なるのでそれぞれに電話かネットで問い合わせた方が無難です。エステ体験コースはTOPページから探す事ができます。
また、キッズ脱毛は別で、小学生におすすめの脱毛クリームでも書きましたが、親子で一緒なら3歳から受けられる脱毛サロンもあります。キッズ脱毛中心の専門店も増えています。また、大手でもキッズ脱毛のプランがあります。こちらは、子供だけのプランや親子で横のベッドで受けられるプラン等もあって、種類も豊富です。