マットの下に電熱線を張り巡らせ、そこに寝そべる人の体を温めるのがヒートマットです。代謝アップや体質改善効果が期待できるとして、多くのエステサロンで導入されています。
ヒートマットは、家庭用でも販売されている機器ですが、いわゆる電気カーペットとは違って直接身体に触れる構造になっています。
最近ではほとんどの痩身エステでヒートマットによる施術が最初に行われますが、施術の効果を最大限に引き出すために有効なものとされています。
目次
ヒートマットってどう痩せる?
ヒートマットとは、電熱線が中に張り巡らされたマットです。
最近では岩盤浴の効果も搭載されたヒートマットなども開発されていて、体内からじっくり温める高い効果があります。
体を芯から温めることが出来るので、発汗作用が高く、それだけでも新陳代謝が促進されると言われていて、痩身エステには欠かせないアイテムになっています。
家庭用のヒートマットもありますが、ちゃんとしたものはそれなりのお値段なので、ちょっと手は出しにくいもの。
また、大量に汗をかくので、自宅でするにはちょっと手間が大変です。
ヒートマットエステの効果が凄い
エステサロンで10分も20分もヒートマットに時間を割かれるのはもったいないと思っている人もいるようですが、ヒートマット自体に痩身効果があり、その後のハンドマッサージやマシンの施術が身体の内部に届きやすくなるので、欠かせない効果があります。
体温が上がると筋肉や脂肪が柔らかくなるため、その状態を狙って施術を行うと、体の奥まで効果が届きやすくなります。
同じ施術でも得られる効果が飛躍的に高くなると言われていますので、ヒートマットを使わないほうがよほどもったいないことになります。
体温が上がると固まっていた脂肪が溶けやすくなり、血行が改善してそれだけでむくみが取れるほど。
基礎代謝を上げる効果もありますし、デトックス効果もあります。
ヒートマットでは汗をたくさんかきますが、皮脂腺から出る汗には老廃物やコレステロールなどがたくさん含まれています。
汗と一緒に捨てたいものを体外へ捨てることができるので、汗をかくということはとても大事なエステなのですね。
体を温める効果
ヒートマットはマットの中に電熱線を通し、体を温める効果があります。
痩身コースを申し込むと必ずと言っていいほど組み込まれるプランですが、ヒートマットを行うことで筋肉や脂肪などが柔らかくなります。
するとその後行う機械や手技による施術の効果がより出やすくなると言うのです。
また老廃物を体外に押し出す力も強まると考えられますので、ヒートマットは施術前に行うことで大きな効果を発揮すると考えられるのです。
代謝アップ効果で痩せやすくなる
もう一つ効果に対して特筆すべきことは、体内温度が上がるため代謝が上がりやすくなると言うことです。
体を温めますから全体的に体の温度は上がります。
すると基礎代謝と言う1日に必ず消費されるエネルギー量が増えますので、自然と痩せやすくなると言うのです。
運動でもエステでも、体内温度が高い人の方が脂肪の燃焼率は高いと言います。
それと同じように、ヒートマットで体全体を温めるとカロリー消費量がアップし、痩せやすくなると言われているのです。
血行が促進される
ヒートマットをすると体温が上り、血行も良くなります。
血行が良くなると冷え性が改善されますのでむくみの改善効果が期待できます。むくみが改善されれば老廃物が押し流され、体外に排出されやすくなります。
するとデトックス効果が期待できるようになり、体の中から環境が改善されていくでしょう。免疫力がアップして風邪や病気に強くなる可能性も高まります。
さらに血行が良くなると必要な酸素や栄養素が行きわたりやすくなります。
これは肌や髪の毛への効果も表れやすいと言うことですから、ダイエット効果だけではなく美肌効果なども期待できるでしょう。
汗をしっかりかいて老廃物を排出
ヒートマットは体全体が温まりますので、汗をしっかりかくことができます。
実は私たちが普段かく汗は皮膚の表面から流れるものであり、老廃物が混じっているわけではないそうです。
ですがヒートマットで体を中心部から温めると、時間をかけて暖めることで毛穴が開き、老廃物が流れやすくなると言います。
皮脂汚れなども含んでいますので、老廃物がヒートマットで汗をかくことによってしっかり押し流せると言うことになるのです。
ヒートマットを使ったエステの施術
体温を上げると施術の効果が上がるため、多くのサロンでは施術前にヒートマットを行っています。または、マッサージなどの施術を行った後でヒートマットを使い、代謝を上げてサイズダウンを図る場合もあります。
施術前と後の両方にヒートマットを行う場合もあります。
ヒートマット自体いろいろな製品がありますが、基本的にはベッドの上にヒートマットを敷いて、パラフィンシートなどを敷き、その上に横になり、頭だけ出して全身をタオルシーツなどでスッポリ包む方法が一般的です。
その状態で20分ほどしっかり温められるので、人によっては1リットルも汗をかくと言います。途中で脱水症状にならないよう、始める前に水分補給をするようにしましょう。
ヒートマットの安全性は高い
ヒートマットで体を温めて低温やけどにならないのかといった心配もありますが、それはほとんどないと言います。
ヒートマットはエステサロンで管理しながら時間や温度調節がされますので、低温やけどの心配はほぼないでしょう。
また頭部は温めないタイプが多いので、頭を温めすぎることもありません。頭寒足熱という東洋医学の言葉がありますが、ヒートマットはこの概念に沿った方法なのです。
ヒートマットはこんな人にオススメ
痩身エステでは、ヒートマットか、それに類するメニューが組み込まれているのが一般的です。
スリミングを希望する人は、ヒートマットでしっかり体温を上げておきましょう。また、女性は特に普段汗をかきにくい人も多いですが、それは代謝が悪くなっているためです。
お風呂以外で汗をかいた記憶が無いという人は、ヒートマットで汗をかくとかなりスッキリするはず。自分は汗をかきにくいと分かっている場合には、普通の人より高い温度に設定してもらうのがオススメです。
セルライトが多い人は、特にヒートマットはオススメです。
固くなった脂肪を溶かせるのは熱なので、セルライト除去に取り組みたい人は、しっかり体温を上げましょう。
痩身エステには部分痩せのメニューなどもありますが、ヒートマットは全身の施術になるので、そういう意味ではちょっとお得。
もちろん全身のセルライトに効き目があります。
ヒートマットの施術があるエステ体験コース
エステによってヒートマットを使うタイミングは異なります。施術前に使うところもあれば、施術後に使うところ、施術の前後に使うところと様々です。
ここでは、初回限定の体験価格で受けることができるヒートマットを含んでいるコースがあるエステサロンをご紹介しています。
施術前にヒートマットを使うサロン
スリムビューティハウス
「骨盤ダイエットBeautyコース」
⇒初回体験500円
ジェイエステティック
「痩身エステ12回コース」
⇒12回セット118,800円
キレイサローネ
「全身エステコース」
⇒月々5,300円
施術後にヒートマットを使うサロン
シーズラボ
「即効痩せキャビテーション」
⇒初回体験5,000円
⇒初回体験5,000円
エヴァーグレース
「全身360度脂肪撃退コース」
⇒初回体験3,980円
「トリプルケア美脚」
⇒初回体験3,980円
スリムビューティハウス
「骨盤ダイエットBeautyコース」
⇒初回体験500円
コースの前後にヒートマットを使うサロン
ヒートマットはアマゾンなどで個人購入も可能
安全性を考え、エステサロンほどの効果は期待できないかもしれませんが、家庭用でもヒートマットは販売されています。
冷え性やむくみなどに悩む方から高い支持を得ており、自宅で簡単に冷え性対策をしたいと言う方にお勧めと言われています。遠赤外線効果があるので体が中心から温まり、デトックス効果が家庭で得られるのは忙しい方にもうれしいでしょう。
使い方も簡単で、ヒートマットを敷いてその上にバスタオルやタオルケットなどを敷きます。コンセントを差し込んで電源を入れ、上半身と下半身のマット温度を調節します。
スタートすれば加熱開始となり、5分ほどで使用可能となりますので、後は寝そべり、メーカーの取扱説明書に書かれている使用時間や注意事項をよく読みましょう。
なおヒートマットを使用する前に水分補給をしてから入ることで、発汗による水分不足を補うことができます。
人によっては脱水症状を起こしたり、具合を悪くしたりすることもありますので、必ずコップ1杯程度の水は飲んでから使用するようにしてください。
終わったらコンセントを抜き保管するようにしましょう。
アマゾンや楽天などの通販サイトで取り扱いがありますので、興味のある方は注意事項などをよく読んで検討してみてはいかがでしょうか。
ヒートマットは多くのエステサロンで使用されています。遠赤外線ドームを使用しているところもありますが、どちらも効果はあまり変わらないです。
ヒートマットを取り扱うメーカーによると、硬いセルライトに苦戦しているエステティシャンもヒートマットを導入することで柔らかくなるので施術しやすくなると言います。
ですから施術前にヒートマットで体全体を温めるメリットは非常に大きいと言えるのです。
ヒートマットは体全体を温めることでダイエット効果を期待することができます。
特に体が冷えている方やむくみに悩んでいる方、セルライトが硬いなどと言う方はヒートマットがある体験エステがおすすめですよ。