体験エステに初めて行く時は、けっこう緊張しますが、エステシャンが何事も教えてくれるので、実はけっこう安心しても大丈夫です。逆に過度の緊張状態は自分が伝えないといけないこともうっかり忘れてしまったり、エステシャンのペースに巻き込まれ思ってもない失敗をしてしまうので、リラックスしてエステ体験をしてみましょう。

目次
初めての体験エステではどこでも必ず最初に行うこと
お店に行ったら、すぐに施術を行うということはありません。
これはどんなエステサロンでもどんな施術内容でも共通していることですが、まず最初に行うのはカウンセリングです。
どんな体験メニューであっても、身体の調子や肌の状態を確認しないと施術を行うことは出来ません。また、痩身メニューの場合だと、施術をする部分を採寸します。
他にも自分が一番気にしているところ、施術によってどんな効果を求めているかなども簡単に問診していきます。
体験する側からすると、さっさと施術を受けたいと思うかもしれませんが、身体や肌の状態、目的などをエステティシャンが把握していないと、効果が半減してしまうことがあります。
体験エステは単に施術を受けるのではなく、効果を確認するということも大切なことなので、カウンセリングはきちんと受けましょう。

体験エステの流れはこんな感じです
エステってどんなことをするのか、スタッフの接客態度や技術のレベルはどれぐらいなのか、そんな疑問が解決出来るのが体験エステです。
ですが、その体験エステも初めてなのですから、流れが分からなくて不安という方もいるでしょう。
エステサロンやメニューによって違いはあるものの、大まかな流れは同じなので、リラックスして施術を受けるためにも事前に流れを踏まえておくといいですね。
受付で意思を伝えることから印象対策
まずエステ体験で入店すると、受付があるのでそちらへ行って伝えます。
○○時に○○体験コースを予約した○○ですが・・・
これだけはしっかりと言いましょう。
基本なので当たり前かも知れませんが、エステ体験には大勢の人が訪れるので、違うコースの体験になってしまったら困ります。また、最初からきちんと、はっきりとしていることで意思がしっかりしている印象を与えるので、変な勧誘も避けられます。
まずは来店からカルテ(事前シート)の記入
初めての場合は必ず最初にカルテを作成することになるので、渡された用紙に沿って記入し、それを元にエステティシャンからカウンセリングを受けましょう。
カウンセリングでは、エステティシャンから施術の説明があったり、実際に肌の状態や身体の状態を直接確認してデータを取ったりします。ここでは、その日本当に施術が可能かどうかも総合的に判断するので、必ず必要な時間だと思って下さいね。
カルテって、いったいどんな内容を書かされるの?と不安に思われるかもしれませんが、これから行う施術が問題ないかどうかを確認するために必要な情報なので、間違いのないようしっかり記入して下さい。
エステサロンによって細かい項目は違いますが、だいたいは身体の現在の状態を知るための内容なので、
- 病歴や現在の病院などの通院の有無
- 服薬の有無
- アトピー性皮膚炎などアレルギーの有無
- 妊娠の有無
- 体質の事
- 日頃の運動の有無
- ダイエット経験
などが聞かれると思います。
その他には、今までに他のエステを受けた経験があるかどうかとか、その効果などが聞かれ、そのサロンを訪れた目的などを聞かれます。
カルテの内容によっては、その日施術が出来ない場合もありますし、出来る施術と出来ない施術とに分かれる場合もあります。
過去のエステ経験では、そこでトラブルがなかったか、ちゃんと結果が出たかどうかなどを確認します。
カウンセリングで良いエステなのか見極める
カルテの記入後はカウンセリングですが、ここではさらに自分の意思を表明します。カウンセリングではけっこう色々な悩みや生活習慣に関しての話題に及ぶことがあります。それはエステが痩身やフェイシャル、脱毛・ブライダルどの分野にしても、美しくなることが目的だからです。その為に、顧客の仕事や食生活のバランスを知る必要もあるからです。
しかし、過度に聞かれて嫌な思いをするのも困ります。
また、余り聞かれるとエステシャンに勧誘のきっかけを与えてしまいます。あくまで現在のエステは勧誘はしない方針になっていますが、顧客の話しを聞いていて、とてもそのことで悩んでいると伝えると「では、それには、このプランはいかがですか?」と勧められることもあるのです。
エステに行ったことで頭がぼうっとして悩みも全て聞いてもらえて信頼して全部申し込んでしまったと言う人もいます。
自分としては、今回は体験だけで後日検討したいと考えているのなら、余りカウンセリングで話題が逸れるのは困ります。
必要以外のカウンセリングは切り上げるしっかりした姿勢なら、本来のプランだけの説明になります。
むしろ、今回体験することに関してのきちんとした体験の流れを聞いて、すぐに体験をしてもらった方が良いです。
また、体験前に別のプランを余りにも勧めて体験を防止するようなエステはカウンセリングの段階ではっきりと断ることも必要です。身体を預けるので、体験には自信がないエステなら最初からしない方が良いからです。
逆に今回の施術に関する悩みや不安をきちんと説明してくれて、すぐに体験に入るエステならまずは安心出来ます。
やはり、体験では当日の施術に関する流れをきちんと顧客に説明するエステが良心的です。自分でもどんな機器やジェルやクリームを使用するのかきちんと把握することで、後から問題も発生しないので、この辺りもきちんと質問しましょう。
身体や体質に関するチェックを行う
アレルギーや敏感肌と言った体質や、疲れやすいかどうか、体力に関する質問があります。痩身の場合はかなり体力を消耗するプランもあるので、体験とは言っても耐えられるか問題です。途中でダウンするのではそれ以前の問題になってしまいます。
エステはプランによってその人が受けられる範囲の体験なのか確認する必要があるのです。
電話やメールだけでは分からない部分は、実際に目で見て判断されます。この時に採寸も行うエステもあります。これは、痩身エステの場合は体験後にウェストが減ったと言う証明にもなるからです。
エステ体験の流れはエステシャンにおまかせ
エステ用の施術服に着替えて、次はエステ体験の始まりです。
本コースとほとんど同じ施術内容をたっぷり格安でうけることができます。施術内容は体験するコースやエステサロンによって違うので事前に確認しておきましょう。
エステティシャンのハンドマッサージやマシンを使った施術が行われます。基本的に場所は個室になっているのでリラックスして過ごしましょう。施術内容によっては痛い場合もありますが、その際はエステティシャンに伝えて力加減を変えてもらいましょう。
施術は全体的にプロのエステシャンに任せて自分は言う通りにするのがベストです。その為に、カウンセリングで体質に関する問題を話し合っているので、後はリラックスして任せます。
ドレッサーでメイク直しなど
ロッカーまで案内してもらって、帰るための身支度を整えます。メイクブースがあるのが一般的ですので、基礎化粧品やドライヤーなど、必要なものは使ってOK。
エステサロンによってはフルメイク用品までバッチリ揃っている豪華なところもありますが、普通はないので自分で持って行きましょう。こういう施設が完備されているかも選ぶポイントになります。
アフターカウンセリング
そして全てが終わったら、最後にもう一度カウンセリングをして、エステシャンと話します。主にその日の施術について、担当のエステティシャンと確認をする時間です。
施術の感想などを聞かれます。施術によって今どういう状態になっているか、家に帰るまで、家に帰ってから、翌日以降の状態や気をつける内容など、エステティシャンから説明があります。これは嬉しいですね。
また、今後エステに通うかどうか、コースの説明やチケットの説明などが行われるのも基本的にはここになります。カウンセリングでは、どんなコースが良さそうなのかを考えてくれ、そのコース内容についても説明があると思います。これは嫌な人もいるかもね。
でもそんなの不必要なら断ればいいだけです。「家に帰ってから相談します。」とかでいいじゃん。即終了よ。
ただ、単に契約をさせるためだけにセールスをするのは、説明ではなく勧誘、押し売りです。もしそんなエステサロンがあったならこっそりお問い合わせから教えてください。
大手で有名な所なら尚更、悪評が広がったら大ダメージだから絶対にやらんよ。もし不安な方は「エステ体験の勧誘の断り方」を見ておいてください。
今はそんなエステサロンはないとは思うけど、気を付けてほしいのは個人でやっているような小さいエステサロンね。こういうのはちょっと気を付けたほうが良いかも。小さいエステでも良い所は良いけどね。
実際に体験エステを受けてみてこのエステに任せても大丈夫と判断出来るなら、検討リストに入れましょう。サービスや施術でダメだな~と思ったらなら断って次のエステを探しましょう。
支払いをする
契約する場合は当日その場でする場合と後日する場合とがあり、キャンペーンなどではその日に契約すると安くなるなどの特典がある場合もあります。
支払いは現金かクレジットカードが多いでしょう。続けるなら回数チケットを購入することになりますが、都度払いなどもあります。契約しない場合は、体験分の支払いをすれば終了です。
エステの施術内容はどんな感じ?
脚痩せエステで受けることの出来る施術は、エステサロンによって大きく異なります。多くのサロンでは施術時間は1時間と言う長さで、中には2時間と言うところもあります。
じっくり時間をかけてお肌のケアをしてもらうからには、エステの内容を知って納得の上でコースを契約しましょう。
エステで受けられるハンドマッサージとは?
エステと聞いて、多くの方が真っ先に思い付くのがハンドマッサージでしょう。
エステサロンの中にも、特にハンドマッサージに力を入れているところも多いようです。ハンドマッサージは「リンパドレナージュ」と言うこともあります。
リンパの流れを改善しながらヒップや太もも、ふくらはぎなどの脂肪や筋肉を揉みほぐし、むくみの原因となる老廃物を流れやすくすることが出来ます。
マッサージを行う部分はヒップから足首までと思いきや、足の裏のツボ押しまでしてくれるサロンもあります。
ちなみに、足の裏にも代謝を促進するのに効果的なツボがあると言われています。ハンドマッサージでは、機械では不可能な細かい部分まで揉みほぐしが可能です。
マシンを使用した施術ではどんなことをするの?
エステでは、ハンドマッサージではなくマシンでの施術に重きを置いているところもあります。
マシンを使用した脚痩せエステの施術でよく聞くのが、「超音波」とか「ラジオ波」などと言う言葉ではないでしょうか。
まず、超音波は、脂肪の気になる部分に機械を付けて、速い振動によって脂肪を刺激して分解しやすくするもので「キャビテーション」が有名です。ハンドマッサージでは不可能な速さで脂肪を刺激できるのがメリットです。
それから、ラジオ波は、体内の温度を上昇させることで脂肪を分解しやすくするものです。エステでは、ラジオ波で体内を温めている間にマッサージを行うことが多いです。
「カッピング」とも言われる吸引マッサージを、ラジオ波と組み合わせることも多いです。
吸引マッサージは、温めたカップを肌に当てて冷まし、一旦熱で膨張したカップの中の空気が収縮する仕組みを活かして肌を引っ張って刺激するものです。
このようにエステで行う施術を見てみると、大きくハンドマッサージとマシンによる施術の2種類があります。
どちらにも他にはない長所があり、一概にどちらが良いとは言えません。
ハンドマッサージとマシンによる施術を組み合わせたコースにしてみるのも良いのですが、実際に体験キャンペーンなどで自分に合った施術方法をセレクトするのも良いでしょう。
エステ体験コースはどのくらい時間がかかる?
せっかくエステを受けて綺麗になるのですから、施術をしたときはあえて友達や彼と遊びたいという方もいるでしょう。
もちろん、そのためには事前に待ち合わせ場所を決めたり、時間を決めたりしますよね。
ただエステの施術というのは意外に時間がかかったり、自分が予定している時間よりずれ込むことがあるので注意してください。
エステにかかる所要時間は?
一般的に、エステを受ける場合、施術の時間で終了時刻を計算してしまう方が多いようです。
確かに公式サイトを見ても「70分500円」とか書かれているので、その時間で終了すると思ってしまうのも当たり前かもしれません。ですが、エステにかかる時間は施術だけではないのです。
施術内容によって違いはあるものの、エステの流れというのは、プレカウンセリング、着替え、施術、シャワー、着替え、カウンセリングとなります。
よく、エステのメニューの横に所要時間などが書かれていますが、これは施術の時間になります。
例えば60分となっていた場合は、施術にかかる時間が60分となるので、カウンセリングや着替えなど時間は含まれていないのですね。
逆に60分にすべての行程が含まれていたら、施術時間はホンの少しになってしまうのでたいした効果を得られないとも言えます。
いずれにしても、15時に予約をしていたからといって16時に終わるというわけではないので、終了後に用事を入れる場合は注意しなくてはいけません。
初めてエステに行く人はさらに時間が必要です
本コースでもそれなりに時間がかかりますが、体験エステや初めての施術の場合だと、さらに時間がかかります。
初めての時には、特にカウンセリングをしっかり行います。
肌質をチェックしたり、生活習慣などを確認したり、体質なども把握しておく必要がありますし、理想のスタイルやエステに通う目的もヒアリングします。
他にも、サロンや施術内容の説明、施術による効果に関すること、丁寧なお店だと理論的なことまで説明をしてくれます。
また、施術後にはコースの提案や料金システム、支払い方法など本コースを契約する場合の具体的な説明も行います。そのため、通常のエステよりもプラス30分~長く見て1時間ぐらいは見ておかなくてはいけません。
ですのでエステの後に予定を入れたい場合や、実質的にどのぐらいの時間がかかるのか不安な場合は、予約をするときに確認をしておきましょう。
ただ、トータルでかかる時間は前後することが多いので、何かある場合は、時間に余裕をもっておいた方が確実です。