よくやせやすい体質、やせにくい体質という言葉が出てきます。
たとえば食事制限を行なっているのにやせない、運動しているのにやせないという具合に、ダイエットに取り組んでいるのになかなか結果が出ない場合に、自分はやせにくい体質で…などと話す人がいます。
太っている状態は、単純に体重が重いということだけではありません。余計な脂肪が多くついてしまっている状態が、太っているということなのです。
脂肪を燃焼することによりやせることができるわけですが、やせにくい人というのは、脂肪が燃焼されにくい太りやすい体質になっているということができます。
一番理想的なのは食べても太らない体になる事で、そうなる事で太りたくないけど食べてしまう・・・という方も食事制限をせずに何も気にせずに食事をする事ができるというわけです。
太りたくないから食べたくない・・と言って食事を抜くのは健康的によくありません。
目次
食べても太らない=基礎代謝が高い
余計な脂肪が燃焼されにくくなっている主な理由のひとつとして、基礎代謝のダウンがあります。基礎代謝というのは、体を動かしていない状態で消費されていくエネルギーのことです。
黙って座っていたりベッドで横になっていたりしても、呼吸や臓器の活動、体温の調節といった生命を維持するための活動のため、エネルギーが消費されており、このことを基礎代謝というのです。
ガンガン運動をするほうが、より多くのエネルギーを消費すると思っている人もいるでしょうが、基礎代謝にはかないません。基礎代謝は1日あたりの総消費エネルギー量の約70%を占めています。
つまり、基礎代謝が高い人は特別な食事制限や運動を行なわなくても無駄な脂肪が燃焼されるため、食べても太らない体質でいられます。
これに対し、基礎代謝が低い人は摂取したものがどんどん脂肪として体内にため込まれやすく、太りやすくやせにくい体質として固定化されやすくなってしまうのです。
食べても太らない体質になるには
食べても太らない体質になりたい方がやるべき事は低下した基礎代謝を上げてあげるという事。代謝が上がれば効率的なカロリー消費が可能となってくるので、太りたくないけど食べてしまうという方も無理な食事制限をしなくて済みます。
まずは基礎代謝の内訳を知ろう!
基礎代謝を上げるには筋肉量を増やすのが一番と言われていますが、これは基礎代謝の約40%が筋肉によって消費されると考えられているからです。
筋肉増強は様々なダイエットサイトで基礎代謝を上げる方法の一つとして紹介されているので、目にしたことがある方は多いことでしょう。
しかし、最近の研究によって筋肉による消費エネルギーは18%ほどにしかすぎないことが解明されました。
そこで分かった基礎代謝の内訳が下記のとおりです。
・筋肉⇒18%
・脳⇒19%
・心臓⇒7%
・肝臓⇒27%
・腎臓⇒10%
・その他⇒19%

基礎代謝量の基準値などは上記の記事から。
大きなエネルギーを消費するのは筋肉ではなく肝臓で、肝臓と腎臓を合わせれば約40%ものエネルギー消費が行われていることがお分かり頂けるかと思います。
よって基礎代謝を上げるならば内臓機能を高めることが先決で、特に肝臓機能を正常に保ち、活性化することがとても重要となってくるのです。
基礎代謝を上げるには筋肉量を増やすのが一番効果的と言われて、筋トレに励んだ方は少なくないでしょうが、あまり成果がなかったという声が多かったのも、的外れなダイエット方法を継続していあたことが原因だったのです。
食べても太らないために肝臓機能を高める!
社会人ともなればアルコールを摂取する機会が増えるので、肝臓に負担をかける生活を送っている方も少なくありません。
よって、基本的にはアルコール摂取の機会を減らし、栄養バランスのとれた規則正しい食生活を送るのが肝臓機能を活性化させるのに有効な方法となってきます。
そして、その食生活でも肝機能アップに効果のある成分を効率よく摂取することが必須となってきます。
その主な成分と効果は下記のとおりです。
オルニチン
オルニチンには肝機能全般をアップする働きがあり、低下した機能を正常化します。
また、脂肪肝を改善する働きもあるので、肝臓についた無駄な脂肪を除去して働きをスムーズにします。
多く含まれる食品:しじみ
タウリン
タウリンは胆汁の分泌や肝臓細胞の再生促進、肝臓の細胞膜の安定化など、肝臓をサポートする働きがあり、疲弊した肝機能の回復に大きな効果を発揮します。
多く含まれる食品:魚や貝などの海山物
スルフォラファン
スルフォラファンは肝臓のアンモニアやアルコール分解、胆汁の生成・分泌を促進し、肝機能を高める効果があります。
多く含まれる食品:ブロッコリー
オメガ3脂肪酸
オメガ3脂肪酸はα-リノレン酸、DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)といった不飽和脂肪酸の総称で、脂肪肝の原因となるコレステロールや中性脂肪を抑制する働きがあり、血液サラサラ効果で肝臓に十分な栄養を届けて正常な働きを維持します。
多く含まれる食品:イワシやサンマなどの青魚
スクワレン
スクワレンは不飽和脂肪酸の一つで細胞を活性化させる働きがあり、肝臓細胞を健全化して肝機能障害の改善効果を発揮します。
多く含まれる食品:サメの肝臓からの精製物
セサミン
セサミンは抗酸化成分の一つで不要な活性酸素を排除する働きがあり、肝臓で発生する活性酸素を排除することで肝臓細胞が傷つかないように守り、肝機能の衰えを阻止します。
多く含まれる食品:ゴマ
よく食べるのに痩せてる人を目指すには上記の成分をとって内臓機能を回復・活性化することが大事です。ただ、毎日しじみを食べるのは流石に無理があるのでサプリメントの利用を検討しましょう。
食べても太らない体質になれるおすすめサプリ
特にオルニチンとタウリンが肝機能アップにはおすすめです。
プレミアムオイスターならオルニチンやタウリンが同時に取れてさらに亜鉛や鉄分が入っていて貧血対策にも良いですね。燃焼パワーのアミノ酸やビタミンも豊富です。飲み会が多い人などは二日酔い対策にもOK
プレミアムオイスター
オルニチンやタウリンが同時に取れるサプリ!
プレミアムオイスターは牡蠣253個分ものパワーを1粒に凝縮した肝臓サプリ。これだけでタウリンやオルニチンがたっぷりとれます。また牡蠣がベースなので亜鉛や鉄分やビタミンBやビタミンやアミノ酸もたっぷり配合していて女性の方にまさにおすすめ。
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価格 | 初回特別価格:980円 |
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主な成分 | タウリン、オルニチン、亜鉛、鉄分、クルクミン、ビール酵母、ビオチン、各種ビタミン類、アミノ酸など |
しじみにんにく卵黄
しじみ1800個分のオルニチンが摂取できるサプリ!
しじみにんにく卵黄は1日2粒飲むだけでしじみ約1800個分のオルニチンが手軽に摂取できるサプリ。しじみとニンニクがベースのサプリで肝臓エキスやウコンやマカや乳酸菌も配合。黒にんにくが入っているのでアミノ酸やポリフェノールも豊富。
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主な成分 | オルニチン、黒にんにく、ウコン、マカ、乳酸菌、各種ビタミン類、アミノ酸など |
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主な成分 | L-オルニチン、牡蠣エキス、マカ、センシンレンなど |
結婚して旦那さんがいる方なら二日酔い対策や酔い止め対策として併用するのも賢い方法です。まさかダイエットのためのサプリだとは少しも思わないでしょうw
食べても太らない体質になる方法まとめ
食べても太らない方法
・食べても太らない体になるには基礎代謝を上げるべき
⇒基礎代謝が上がれば勝手にカロリーが消費するから食べたいけど太りたくないからって食事を我慢する必要がなくなります。よく食べるのに全然太らない細い友達がいると思いますが、内臓の代謝量が良くて筋肉量があなたより多く基礎代謝が高いからです。
・上記で上げた成分をサプリメントで毎日摂取
肝機能アップに効果のある成分は毎日食事でとるのは難しいのでサプリメントに頼るのが一番。上記で紹介したサプリメント肝機能に良い成分が複数含まれているものなので毎日飲むだけでもかなり変わってきます。
・筋肉量が足らないから筋肉量を増やす
筋肉の増量により、基礎代謝はアップします。腹筋、腕立て伏せ、スクワットといった無酸素運動で筋肉を鍛えましょう。筋力トレーニングには筋肉量を増やして基礎代謝を高める以外に、メリハリのあるボディを作ることにも効果的です。
なお、やせたいからという理由で、極端な食事制限をしてはいけません。このような間違ったダイエット方法では筋肉量が減ってしまい、基礎代謝低下により余計に太ってしまう原因になります。
・普段から気を付ける事
脂質や糖質を摂り過ぎない、過度な飲酒をやめ休肝日を週に2日は設ける、ゆっくりお風呂につかって体温を上げる、筋肉の成長のためにも十分な睡眠時間を確保する、食物繊維の多い食事など便秘対策をする、規則正しい生活を送り趣味などでストレスをうまく発散することも大切。
⇒食べても太らなくなる(*´ω`)
エステ女子
脂肪が燃えにくくなってしまっているワケ
なお、基礎代謝が低下する主な原因のひとつには加齢があります。年齢が高まるほど、若いころに比べて必要なエネルギーの総量は減少していきます。
若いころと食事量を変えたつもりはないのに太ってしまうという人は、歳を重ねて基礎代謝が下がってしまっているところに、余分なエネルギーを摂取していて太りやすくなっていると考えることができます。
そのほか、基礎代謝で多くエネルギーが消費される部位としては、筋肉があります。筋肉量が多い人は、基礎代謝でのエネルギーの消費量が多いため、太りにくくやせやすい体質になります。よくパーソナルジムでもトレーナーが筋肉量の推移を計測していきますが、これもダイエットのために重要なデータだという事ですね。
反対に筋肉量が少ない人は、基礎代謝でのエネルギー消費量も少なくなるため、太りやすくやせにくい体質になるのです。なお、筋肉の成長は睡眠中に行なわれるため、寝不足が続いていると筋肉量に悪影響をおよぼしてしまいます。
また、上記で書きましたが肝臓や腎臓などの内臓が最も基礎代謝で多くエネルギーが消費されるところです。肝機能が下がると基礎代謝も下がってしまい、脂質や糖質の摂り過ぎ、過度な飲酒は肝機能低下の原因となります。
さらに基礎代謝には体温の調節が含まれますが、体温が低いと体温を保つために使用する熱の産出量がさほど必要ないため、消費エネルギー量も減ってしまいます。
そのほか、便秘で腸の動きが鈍ると基礎代謝が落ちてしまいます。また、ストレスや不規則な生活で自律神経に狂いが生じると、血液循環が悪くなって基礎代謝が低下してしまいます。
基礎代謝が高ければ効率的なダイエットに取り組むことが可能です。
何度ダイエットに取り組んでも思ったような結果が出ないという方は、基礎代謝に問題がある確率が高いでしょう。
基礎代謝は何もしなくても消費されるエネルギー量のことで、人間が1日に必要とする摂取カロリーの70%もの量を消費します。
よって基礎代謝が正常な方ならば基礎代謝でのダイエット効果を得られますが、低ければ運動を常にしないと摂取カロリーを消費できないので、思ったようなダイエット効果を得ることはできません。
太りたくないけど食べてしまうという方はマイナスカロリー食品を食べるようにするのも良い方法です。食べても全く太らない食品なので、どうしても食べたい時にこれを食べていれば気も楽になります。
詳しくは以下の記事から!

太るのが怖い・・・けど食べたいという方は、上記の食べても太らない成分や栄養素を摂取するようにするのが良いですね。「よく食べるのに痩せてる人」を目指しましょう。