セルライトはなぜ出来るのか、なぜ脂肪細胞の中に余分な脂肪だけでなく、老廃物まで蓄積されてしまうのか、自覚しない間になぜどんどん進行してしまうのか、考えれば本当に厄介な存在ですよね。
脂肪が多いと肥満と判断されますが、セルライトと肥満の脂肪とは必ずしも同じではありません。
セルライトは、すでにエネルギーとしては成り立たない状態になってしまった本当にムダな脂肪です。どうしてそんなものが出来てしまうのでしょうか。
目次
セルライトができてしまう原因は何?
セルライトさん大量発生すぎるんだよ泣きたい pic.twitter.com/1Jfh4fLqVJ
— ぴろ式🧛♀️🍷 (@ddkkxxx1) September 23, 2019
太ももやお尻、二の腕にできてしまうことがあるセルライト。セルライトができると、オレンジの皮のように肌がボコボコしてしまって見た目も気になります。
しかし一度できてしまうと、通常のダイエットではなかなかとれません。では、そもそもどのようにしてセルライトができてしまうのでしょうか?その原因を調べてみましょう。
セルライトができてしまう主な原因
セルライトは、脂肪細胞に老廃物や余分な水分がくっつくことでできてしまうということが分かっています。そして、そうなる要素として以下のものが挙げられています。
・脂肪の蓄積、食生活の乱れ
・運動不足
・むくみや冷え
・血行不良
・悪い生活習慣
・ホルモンバランスの乱れ
ここから、上記の原因によってなぜセルライトができてしまうのか、ひとつひとつ詳しく紹介していきます。
脂肪の蓄積・食生活の乱れ
高カロリーなものや脂肪分が多いものばかりを食べていると、身体に脂肪が蓄積されてセルライトができやすくなってしまいます。これが一般に「脂肪型セルライト」と言われているもので、セルライト全体の約半数を占めているとされています。
ちなみに、脂肪型セルライトを放置して脂肪が体内にどんどん蓄積されていくと、「繊維化型セルライト」になり、肌をつままなくてもセルライトがあるということがはっきりわかるような状態になります。
エステ女子
運動不足
セルライトができてしまうのを予防するには適度な運動を定期的にして筋肉量を維持し、基礎代謝を上げておくことが大切になります。
「運動不足なのはわかっているけど忙しくて…」という方も多いと思いますが、運動をしていないと血行も悪くなりますし、冷えやむくみを解消することができないため、セルライトができやすい身体になってしまいます。
逆に、ある程度の筋肉があり基礎代謝も高いと、脂肪が体に蓄積されにくくなりますので、セルライトができるのを防ぐことができます。
エステ女子
むくみや冷え・血行不良
セルライトには「むくみ型」というタイプがあり、むくみや冷えが原因でセルライトになっている方は全体の3割にも上るとも言われています。
血行不良や冷えなどで太ももやふくらはぎがむくんでしまうと、そこの脂肪細胞が老廃物や余分な水分などとくっついてセルライトを形成してしまいます。
「仕事で立ちっぱなしなことが多い」「デスクワークで一日中座りっぱなし」など、足がむくみやすい環境にいる方は、体を温めてからむくんでいる部分を優しくマッサージするなどしてむくみを解消するようにしておきましょう。
そのようにすることでセルライトができるのを防ぐこともできます。また、すでにできてしまっている場合でも、マッサージでむくみを解消することで、セルライトが改善することもあります。

悪い生活習慣
セルライトができる原因として、喫煙、睡眠不足などの悪い生活習慣も挙げられます。
喫煙は血管を収縮させて血液の流れやリンパの流れを悪くしますので、セルライトができやすくなってしまいます。
睡眠不足が続くと、自律神経が乱れて代謝機能が低下してしまい、脂肪を溜め込みやすくなります。また自律神経の乱れから食欲が強まって、食べ過ぎてしまう原因にもなります。こうした生活習慣の乱れなどもセルライトができてしまう原因となります。
ホルモンバランスの乱れ
不規則な生活やストレスはホルモンバランスを乱す原因となります。ホルモンバランスが乱れると、血液やリンパの流れが悪くなりますので、セルライトができやすくなってしまうのです。
ですから「仕事が忙しくて食事が思うように取れない」とか、「残業続きで睡眠不足」といった生活を習慣的に送っている人は、ホルモンバランスが乱れやすくなり、その結果、セルライトができてしまう可能性が高くなります。
セルライトについてもっと詳しく
セルライトは浮遊する脂肪
脂肪細胞は、通常血管と隣合わせに存在し、血液が摂り込んだ糖分や中性脂肪分を蓄える働きをしています。
これは、いわば今すぐ使わない分のエネルギーを貯蓄しておいて、後で必要な時にまた血液中に放出するためのストック袋のようなもの。
生きて行くためには必要なシステムですし、万が一食べ物を食べられない時間が長くなっても、ちゃんと生きられるように備えたシステムです。
どころが、セルライトは周りに老廃物がびっしりついて、血管から離れて浮遊している状態で存在しています。
脂肪細胞の一部は変形し、すでに線維化してしまっているので老廃物はどんどん付着して行きますし、すでにエネルギーとして燃やして使うことも出来ない状態。
血管から離れているので熱ももらえませんし、どんどん冷えてどんどん肥大化して行きます。そのうちに皮膚の表面から見ても分かるくらいボコボコとした存在になり、ちょとやそっとでは落とせない厄介な脂肪になるのです。
セルライトができやすい場所は?
セルライトには、出来やすい場所があります。それはむくみと冷えが出やすい血行不良が起こりやすい部位で、特に下半身に出やすくなります。
太もも、お尻、下腹あたりは非常にセルライトが出来やすい場所。
デスクワークばかりで、毎日ほとんど体を動かさないと、細胞に栄養素が行き渡らないのでむくみと冷えが起こりやすく、脂肪細胞の状態が変化してセルライトが生まれやすくなります。
また、女性は妊娠や更年期などでホルモンバランスが変化すると、セルライトが出来やすくなります。
寝不足が続いてストレスが溜まったり、自律神経の働きが乱れたりしても、代謝機能が低下してしまうので、セルライトが出来やすい体質に変わってしまいます。
また、血行が悪くなるのがとにかく悪影響を及ぼすので、喫煙は大きなマイナスになります。タバコに含まれるニコチンは、血管を急激に収縮させるため、どうしても血液の流れが悪くなり、セルライトが出来やすいのです。
食事面では高カロリーな食生活も、血行を悪くしてセルライトを作る原因になります。
加齢により筋力が低下すると、皮膚のたるみが血管やリンパ管を圧迫するので、それがセルライトの原因になる場合もあります。セルライトは、太っている人のものではなく、決して他人事ではないのです。
セルライトが出来るきっかけ「むくみや代謝の低下に注意」
セルライトの出来るキッカケは、脂肪の蓄積、むくみや冷えがほとんどの原因。
セルライトが出来る原因は代謝の悪化であり、セルライトが出来ている部位だけでなく全身の代謝が悪化している可能性も高いので、注意が必要です。
代謝の悪化は、ホルモンバランスや自律神経の乱れにより冷えが起こり、血行不良やリンパの滞りによって老廃物が溜まることから始まります。
脂肪細胞の代謝力が低下して、脂肪細胞は肥大化し、どんどん脂肪を溜め込んで通常時の2倍にも3倍にも膨れ上がります。この肥大化した脂肪細胞が血管を圧迫するため、更に血行が悪化。
限られた場所で脂肪細胞同士がギュウギュウに押し合いながらくっつき始め、大きな塊になって周りに老廃物を溜め込みます。
このあたりになると、すでに皮膚の表面からもボコボコがはっきりわかる状態に。ここまで来ると、そう簡単には落とせるものではありません。
セルライトを消すにはどうする?
セルライトは一度できて固まってしまうと自分で除去するのが難しいのが辛い所。ダイエットとは違う問題なので痩せたとしてもセルライトだけが残っちゃうという状態に。時々モデル体型な女子でもセルライトがあるのはまさにそういう理由ですね。
セルライトは、見た目的にもあまり良いものではありませんし、一度出来てしまうとなかなか消えないし固まってしまうと自己ケアではほぼ無理な状態に。
よく考えてみてください。
肥大化した脂肪細胞がガチガチに固まったもの
を自己ケアで消せますか?
簡単な運動でもセルライトは落とせるようなものではありません。じゃあどうすれば良いかというとやはりエステが第一の選択肢。
自己ケアではなかなか改善されないセルライトは、施術力の高いスタッフのハンドマッサージによってリンパの流れを良くすること、そして、キャビテーションやエンダモロジーなどセルライト除去に効果的な施術を受ける事で改善することが可能です。
セルライトは、頑固であり自己ケアでは余計悪化させてしまう恐れがあるのでセルライト除去エステでプロにお任せするのをお勧めします。

セルライトを消すのに一番効くのがキャビテーション
自宅でのケアで限界を感じた時は、エステでセルライトのケアを行うのが最も効果的です。
ただ、エステには色々なメニューがあり過ぎて、「どれが一番良いのだろう?」と迷う方は多いでしょう。セルライトを消すのに最も効果的と言われているのがキャビテーションという施術です。
脂肪を乳化させることでセルライトを消す
キャビテーションは「切らない脂肪吸引」と呼ばれており、アメリカで爆発的人気になった痩身マシンです。「超音波を水中に当てると気泡が出来て消える。」
この仕組みを脂肪のケアに応用したもので、セルライトのケアにおいては、気泡が弾ける際にセルライトや通常の脂肪の細胞膜を刺激して脂肪を乳化させてくれるのです。
脂肪は一度乳化すれば、血液やリンパの流れで体外に排出されていったり、活動エネルギーとして使われやすくもなったりします。
なので、基本的には乳化した脂肪が固体に戻ることはほとんどなく体外へ排出されていきます。一度手に入れた効果はそのまま自分のものにしておくことが可能って事ですね。
リンパの流れを良くするケアでより高い効果に!
ただ、キャビテーションの効果は脂肪を乳化させるのみで、体外に排出するところまでは行きません。元々リンパや血液の流れが良い方であれば、キャビテーションのみでも十分な効果を実感しやすいです。
ただ、人によっては、リンパや血液の流れを良くするケアを行わなければ、十分な効果が実感できないこともあります。エステのキャビテーションコースならそのこともしっかりと計算されていますのでキャビテーションをやった後にセルライトを排出する施術も組み合わせているので安心です。
キャビテーションはリンパマッサージと相性が良いので、出来ることならリンパマッサージも併用して受ける事が出来ればセルライトケアとしては最高です。
予算の関係でエステでリンパマッサージは受けないにしても、せめて自宅でのケアは頑張りましょう。半身浴中やお風呂上りに軽くリンパマッサージをするだけでも良いです。

キャビテーションの効果は1回で2週間くらい続きますが、なるべく施術日から間を置かないようにリンパマッサージや適度な運動を実践するのが良いでしょう。
適度な運動は、ウォーキングやジョギング、自転車、階段の上り下りなどの有酸素運動を行うのが効率的です。
エステ女子
脂肪を体外に排出するには、キャビテーションから2週間の痩せやすいタイミングの間に、リンパマッサージや適度な運動を行うのが効果的です。
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